ビジネス英語で送るクリスマスカード&メールの書き方!結びの言葉や返信マナーを解説
12月に入ると、海外の取引先や同僚とのやり取りで「クリスマスの挨拶はどうすべきか」と頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。
「ビジネスメールでMerry Christmasは使ってもいいの?」
「気の利いた結びの言葉を知りたい」
「相手からメッセージが届いた時の返信マナーは?」
日本の年賀状と同様、英語圏のクリスマスカードやメールは、一年の感謝を伝え、翌年の良好な関係を築くための非常に重要なビジネスコミュニケーションです。しかし、適切なフレーズ選びや宗教的な配慮を欠くと、意図せず相手を困惑させてしまうことも。
この記事では、ビジネスシーンでそのまま使える洗練された例文、相手を問わない定番フレーズ、そして意外と知らない返信のマナーまで、具体的かつ詳しく解説します。
1. ビジネスでの「クリスマス挨拶」基本のルール
まず、グローバルビジネスにおいて最も重要なのは「宗教的な配慮」です。
「Merry Christmas」か「Happy Holidays」か
現代の国際ビジネスでは、相手の宗教が不明な場合、「Happy Holidays」 または 「Season's Greetings」 を使うのがスタンダードです。
相手が必ずしもキリスト教徒であるとは限らないため、特定の宗教色を排した「包括的な(Inclusive)」表現を選ぶことが、プロフェッショナルとしてのマナーとされています。
送るタイミング
メールの場合: 12月20日頃から、相手が休暇に入る前(24日より前)に届くように送ります。
郵送のカードの場合: 12月の第2週〜第3週には相手の手元に届くのが理想です。
2. そのまま使える!ビジネス英文メール・カード例文集
シチュエーション別に、丁寧で洗練されたテンプレートをご紹介します。
取引先や顧客へ(フォーマル)
感謝の意を表し、翌年の継続的なビジネスを願う内容がベストです。
Wishing you a joyous holiday season and a prosperous New Year.
(楽しいホリデーシーズンと、実り多き新年をお祈り申し上げます。)
We deeply appreciate your business and wish you the best in the coming year.
(日頃のご愛顧に深く感謝いたしますとともに、皆様のさらなる飛躍を願っております。)
Warmest thoughts and best wishes for a wonderful holiday and a very happy New Year.
(温かな想いを込めて、素晴らしい休暇と幸せな新年になりますようお祈りいたします。)
同僚やチームメンバーへ(カジュアル・親しみ)
日頃の協力に対する労いの言葉を添えましょう。
Happy Holidays! Thank you for all your hard work and support this year.
(ハッピー・ホリデーズ!今年のあなたの尽力とサポートに感謝しています。)
I hope you have a relaxing and well-deserved break.
(ゆっくりと、素晴らしい休暇を過ごしてくださいね。)
It’s been a pleasure working with you this year. Enjoy the festivities!
(今年も一緒に仕事ができて光栄でした。お祝いを楽しんで!)
3. センスが光る!「結びの言葉(Closing)」のバリエーション
メールの最後に添える結びの言葉も、季節感のあるものに変えるだけで印象がガラリと変わります。
Warmly, (温かさを込めて:少し親しみのあるフォーマル)
Best wishes, (ご多幸を祈って:定番で使いやすい)
Season's Greetings, (季節のご挨拶を添えて:カードの末尾に最適)
Wishing you the best, (最善を願って:スマートな印象)
通常の「Best regards,」を使っても間違いではありませんが、この時期ならではの表現を使うことで、相手との距離を縮めることができます。
4. 相手から届いた時の「返信マナー」と例文
海外からクリスマスの挨拶が届いたら、できるだけ早く返信するのがマナーです。
返信のスピードが命
多くの海外拠点では12月24日頃から長期休暇に入ります。休暇に入ってしまうとメールをチェックしない人も多いため、受け取ったらその日のうち、遅くとも翌営業日には返信しましょう。
返信に使えるフレーズ
Thank you for your kind holiday wishes.
(温かいお祝いの言葉をありがとうございます。)
Wishing you and your family a wonderful holiday season as well.
(あなたとあなたのご家族にとっても、素晴らしいシーズンとなりますように。)
I look forward to working with you again in the New Year.
(新年もまた一緒にお仕事ができることを楽しみにしています。)
5. 失敗しないための注意点と「お宝」マナー
ビジネス英語のクリスマス対応で、意外と見落としがちなポイントをまとめました。
1. 休暇期間を確認しておく
海外の取引先は、クリスマスから年始にかけて長期間のオフを取ることが多いです。挨拶メールを送る際に、自分の「Out of Office(不在通知)」の設定期間も併せて伝えておくと、業務の滞りを防ぐことができ、非常に親切です。
2. 「Xmas」は避ける
ビジネス文書やフォーマルなカードでは「Xmas」という略称は使いません。必ず「Christmas」または「Holidays」と正式に記載しましょう。
3. 年賀状の代わりと考える
欧米には「年賀状」の文化がありません。その代わりがクリスマスカードです。「1月に改めて挨拶すればいいや」と思っていると、相手からは「この会社は年末の挨拶を無視した」と捉えられかねないため注意が必要です。
6. まとめ:英語の挨拶一つで信頼関係は強くなる
ビジネスにおけるクリスマスのメッセージは、単なる慣習ではなく、良好な人間関係を維持するための「戦略的なツール」でもあります。
「Happy Holidays」を基本に据え、多様性に配慮する。
感謝の言葉と、来年への期待をセットで伝える。
返信は迅速に行い、相手の休暇を尊重する。
これらのポイントを押さえておけば、英語でのやり取りに自信が持てるだけでなく、取引先からの信頼もさらに厚くなるはずです。
言葉の壁を越えて、あなたの温かい感謝の気持ちを届けてみてください。きっと、新年からのビジネスがよりスムーズに動き出すきっかけになるでしょう。
Wishing you a successful and happy holiday season!(実り多く、幸せなホリデーシーズンになりますように!)