ちくわはいつからOK?赤ちゃんへの食べさせ方と安全ポイント徹底解説!


大人にとっては身近な食材であるちくわ。「赤ちゃんにもそろそろあげてみたいな」「何歳から食べさせられるんだろう?」と疑問に感じているパパママも多いのではないでしょうか。

ちくわは手軽に使える便利な食材ですが、赤ちゃんにあげる際にはいくつか気をつけたいポイントがあります。この記事では、ちくわを赤ちゃんに与え始める適切な時期から、安全な食べさせ方、注意点まで、詳しくご紹介します。これを読めば、安心してちくわを離乳食に取り入れられますよ!

ちくわはいつからOK?離乳食への導入時期の目安

ちくわを赤ちゃんに与え始める時期の目安は、離乳食後期(生後9~11ヶ月頃)以降です。

この時期になると、赤ちゃんは歯ぐきで潰せるくらいの固さのものが食べられるようになり、手づかみ食べにも興味を持ち始めます。しかし、ちくわは魚のすり身が原料なので、アレルギーのリスクや、弾力があって噛み切りにくい、塩分が高いなどの特徴があります。

そのため、焦って離乳食初期や中期に与えるのは避け、消化機能や咀嚼力が発達してくる離乳食後期以降に少量から試すようにしましょう。

1歳・1歳半頃はおすすめ?

はい、1歳や1歳半頃は、ちくわを離乳食に取り入れるのに特におすすめの時期と言えます。

この頃になると、多くの赤ちゃんは奥歯が生え始め、よりしっかりと噛んで食べられるようになります。また、食べられる食材のバリエーションも増え、味覚も発達してくる時期です。

ただし、赤ちゃんの発達には個人差があります。焦らず、お子さんの食べ具合やアレルギーの有無をよく観察しながら進めることが大切です。

ちくわを赤ちゃんに食べさせる際の注意点と下処理

ちくわを赤ちゃんに与える際には、特に以下の点に注意しましょう。

1. 食物アレルギーに注意!

ちくわの主な原材料は、スケトウダラなどの魚のすり身です。魚介類は特定原材料に準ずるものとしてアレルギー表示が推奨されている食品の一つです。初めて与える際は、ごく少量からスタートし、お子さんの様子を注意深く観察してください。

また、ちくわの種類によっては、卵や小麦、かに、えびなどのアレルギー物質が含まれている場合もあります。原材料表示を必ず確認し、心配な場合は医師に相談してから与えるようにしましょう。

2. 塩分が高いので少量に!

加工食品であるちくわは、製造過程で塩分が多く含まれています。赤ちゃんの腎臓はまだ未発達なため、塩分の摂りすぎは負担になります。

初期はごく少量に留め、頻繁に与えないようにしましょう。また、他の食事で塩分を控えめにするなど、全体のバランスを考慮することが大切です。減塩タイプのちくわを選ぶのもおすすめです。

3. 弾力があり、噛み切りにくいので注意!

ちくわはその特性上、弾力があり、噛み切りにくい食材です。そのままの形で与えると、窒息のリスクがあります。

必ず赤ちゃんが食べやすいように細かく刻む、薄切りにする、繊維をほぐすなどの下処理を徹底してください。特に、丸い形状は喉に詰まりやすいので、輪切りは避け、縦半分に切ってから細かく切るなど、形状を工夫しましょう。

4. 添加物にも気を配る

ちくわには、保存料や調味料などの食品添加物が使用されている場合があります。気になる場合は、できるだけ添加物の少ない商品を選ぶか、原材料表示をよく確認しましょう。

月齢別!ちくわの安全な食べさせ方と調理例

ちくわは調理法を工夫することで、離乳食に楽しく取り入れることができます。

離乳食後期(生後9~11ヶ月頃):ごく少量から試す

  • 調理のポイント: まずは加熱処理を徹底し、柔らかく煮込むことが大切です。舌で潰せるくらいの柔らかさを目指しましょう。

  • 食べさせ方:

    • 細かく刻んで煮込む: ちくわを縦半分に切り、さらに細かくみじん切りにします。野菜スープやおかゆに入れて、よく煮込んで柔らかくします。

    • すりつぶしてペーストに: 少量であれば、すり鉢などですりつぶしてペースト状にし、他の食材と混ぜて与えることも可能です。

  • 注意点: アレルギー確認のため、最初はほんの耳かき1杯程度から始め、数日間様子を見ましょう。

完了期(1歳~1歳半頃):大きさを調整して手づかみ食べにも

  • 調理のポイント: 歯ぐきで噛めるくらいの固さにし、手づかみしやすい形状にするのがポイントです。

  • 食べさせ方:

    • やわらか煮込み: ちくわを縦に4等分くらいにしてから、さらに1cm程度の長さに切り、野菜と一緒に煮物にします。柔らかくなるまでしっかり煮込みましょう。

    • おやきや混ぜご飯の具材に: 細かく刻んだちくわを、おやきの生地に混ぜ込んだり、軟飯に混ぜ込んだりするのもおすすめです。

    • 炒め物: 少量の油で野菜と一緒に炒め、醤油などの調味料はごく少量に抑えましょう。

  • 注意点: まだ噛む力が弱い場合もあるので、必ず目の届くところで食べさせ、喉に詰まらせないよう注意してください。

ちくわを使った簡単離乳食レシピ例

ここでは、ちくわを使った簡単で美味しい離乳食レシピをいくつかご紹介します。

レシピ1:ちくわと野菜のやわらか煮(完了期向け)

材料:

  • ちくわ:1/4本(減塩タイプがおすすめ)

  • にんじん:1cm厚さの輪切り1枚

  • 大根:1cm厚さの輪切り1枚

  • だし汁:100ml

作り方:

  1. ちくわは縦半分に切ってから、5mm幅程度の小口切りにする。

  2. にんじんと大根は皮をむき、小さめのいちょう切りにする。

  3. 鍋にだし汁と野菜を入れ、柔らかくなるまで煮る。

  4. 野菜が柔らかくなったらちくわを加え、さらに数分煮て味をなじませる。

  5. 赤ちゃんが食べやすい大きさに調整して盛り付ける。

レシピ2:ちくわ入り卵焼き(完了期向け)

材料:

  • 卵:1個

  • ちくわ:1/8本(細かくみじん切り)

  • 水溶き片栗粉:少々(卵が固まりやすくなる)

作り方:

  1. 卵を溶きほぐし、みじん切りにしたちくわと水溶き片栗粉を加えて混ぜる。

  2. 卵焼き器に薄く油をひき、卵液を少量流し入れて焼く。

  3. 固まってきたら手前から巻き、さらに卵液を流し入れて焼くことを繰り返す。

  4. 焼きあがったら、赤ちゃんが食べやすい大きさに切る。

まとめ:安全に配慮してちくわを離乳食に!

ちくわは、手軽にたんぱく質が摂れる便利な食材ですが、赤ちゃんに与える際には、アレルギー、塩分、窒息のリスクに十分注意が必要です。

離乳食後期(生後9~11ヶ月頃)以降、特に1歳や1歳半頃から、細かく刻んで柔らかく調理し、少量ずつ様子を見ながら与えるようにしましょう。原材料表示の確認や、減塩タイプを選ぶなどの工夫も大切です。

この記事を参考に、お子さんの成長に合わせて、安全にちくわを離乳食に取り入れてみてくださいね。

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