手足口病なのに熱なし?症状と対処法を徹底解説!
手足口病とは?
手足口病は、ウイルスが原因で発症する感染症で、特に乳幼児や小児に多く見られます。一般的な症状として、発熱、手や足、口の中に水ぶくれや発疹ができることが特徴です。しかし、なかには熱なしで発症するケースもあります。
手足口病で熱なしのケースはある?
はい、手足口病にかかっても発熱しないケースは珍しくありません。特に、免疫力が高い子どもや大人の場合、発熱を伴わずに軽症で済むことがあります。また、感染したウイルスの種類によっても症状が異なり、熱なしで発疹だけが現れることもあります。
手足口病で熱が出ないときの症状
熱なしの場合でも、以下の症状が現れることが多いです。
✔ 手・足・口の発疹(かゆみを伴うことも)
✔ 口内炎(食事がしみる、痛みを感じる)
✔ 食欲不振(口内炎が痛くて食べづらい)
✔ 喉の痛み(軽度の場合もあり)
✔ 倦怠感(風邪のようなだるさ)
手足口病(熱なし)の対処法
熱がなくても、感染力はあるため適切な対処が必要です。
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水分補給をしっかりとる
口内炎が痛くて飲食がしにくい場合でも、脱水症状を防ぐために水分補給を意識しましょう。特に、経口補水液やスープなど飲みやすいものを選ぶとよいでしょう。 -
食事はやわらかく刺激の少ないものを
手足口病による口内炎がひどい場合、固い食べ物や酸味の強い食べ物は避け、おかゆ・ゼリー・スープなどを取り入れるのがおすすめです。 -
患部を清潔に保つ
発疹ができた部分は、かきむしると悪化する可能性があります。こまめに手を洗い、保湿剤やワセリンを使って皮膚の乾燥を防ぐと良いでしょう。 -
感染を防ぐための対策
手足口病は感染力が強いため、特に小さなお子さんがいる家庭では手洗いやタオルの共有を避けることが大切です。また、熱なしで元気に見えても、ウイルスは口の中や便から排出されるため、注意が必要です。
手足口病(熱なし)はいつまでうつる?
症状が軽くても、発疹が消えても1〜2週間はウイルスを排出しているため、感染を広げないように注意しましょう。特に、トイレ後や食事前の手洗いを徹底することが重要です。
病院へ行くべきタイミング
手足口病は自然に回復することがほとんどですが、以下のような場合は医師に相談しましょう。
✔ 水分が取れず脱水症状がある(おしっこの回数が極端に少ない)
✔ 発疹がひどく、かゆみや痛みが強い
✔ 症状が長引く、または悪化する
まとめ
手足口病は発熱を伴わないケースもありますが、発疹や口内炎などの症状が現れます。熱なしでも感染力はあるため、手洗い・うがいを徹底し、発疹や口内炎のケアをしながら回復を待つことが大切です。症状がひどい場合は、早めに医師に相談しましょう。